渕上茂弘が綴る
渕上コラム「変える言葉」
毎週月曜日 更新

卒業
三月は卒業シーズンである。卒業を別の意味で言うと「門出」である。つまりこれまでの学校や家の門を出て新しい環境に身を置くことである。私は子供は天からの預かり物と考えている。従って卒業するととにかく家を出ることというのが我が… コラム の続きを読む

確定申告
3月に入り,個人の確定申告で多くの税理士事務所は忙しい。しかしその内容はかなり様変わりしている。私が税理士事務所へ入所した時,まず驚いたのが,3月の多忙期の働き方だ。全員毎日午前様は当たり前,新入社員の女性も同様であった… コラム の続きを読む

仕事の壁
私たちは、毎日ほぼ同じ時刻に起き、会社に行き仕事をして家に帰ります。会社の仕事は毎日ほぼ決まった業務を繰り返しおこなっています。そのやり方は会社としても、働く社員としても習慣として定着しています。その中で社員は単純な仕事… コラム の続きを読む

組織風土
オリンピック組織委員会の森会長の発言が問題になっている。森会長が厳しい批判を受けたが、よく考えてみると、森さん一人の問題ではなく、日本社会にはびこる社会風土のような気がする。以前地域の集まりに呼ばれて行ったことがある。「… コラム の続きを読む

バランスが大事
ワンピースという漫画がもうすぐ終わりそうだ。現在単行本で98巻まで発行され、最後は100巻を超えそうだ。私が学生の頃漫画はまだ子供が読むものだというイメージが強く、それまで勉強で頭を使ったので、頭休めにベンチで漫画を読ん… コラム の続きを読む

ウナギ
ウナギと聞くと、なぜか蒲焼きのにおいが脳裏に浮かび食欲が出てくる。旅先では鰻屋の看板を見ると、少し高くても旅先だし食べてみようとすることも多い。日本人にとってウナギは特別な食べ物だ。江戸時代からウナギは庶民の好物だったよ… コラム の続きを読む

視点
NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」が2月7日に最終回を迎える。最近あまり大河を見なかったのだが、明智光秀が主人公ということで、どんな視点で演じらせるのだろうという興味で見てしまっていた。 よく言われているが、過去の歴史は勝… コラム の続きを読む

自然淘汰説
自然淘汰説とは、進化を説明するうえでの根幹をなす理論だ。ダーウィンとウオレスによってはじめて体系化された。その考え方は単純で、個々の新しい変種、最終的には個々の新種が生み出され維持されるのは、競争相手となる種類よりも何ら… コラム の続きを読む

やりきる力
組織が成長するためにかかせないものがある。それは事業計画書で決定された役割・目標業務をやりきる力である。経営者、従業員にこれがないとどんなに練り上げられ、計算された計画もただの紙切れになってしまう。成長している企業はこの… コラム の続きを読む

変身
カフカの小説に「変身」という作品がある。コロナ過でまた読み直されているカミューの「ペスト」という作品と並んで、不条理が個人又は集団を襲うストーリーだ。ある朝起きると主人公が毒虫になっていたという事からストーリーは始まる。… コラム の続きを読む

運
新年あけましておめでとうございます。今年もコロナに翻弄されそうな1年になりそうですが、冷静に対応していきたいですね。それでは初回は「運」について考えようと思います。 皆さんは初詣でおみくじを引きますでしょうか。10代女性… コラム の続きを読む

感謝と協力
今年もあと3日で終わりだ。弊社も今日で仕事納めとなる。考えてみれば暦とはすごいものだ。日常生活を年、月、週、日と区切り、生活を支えている。もし暦がなければと考えるとぞっとする。暦は紀元前3000年頃に、ナイル川の氾濫が定… コラム の続きを読む

密
今年の世相を表す言葉は「密」という言葉と決まった。今年世界をパニックに落とし込んだコロナを表す言葉で、受賞は当然だろう。 まず会社での「密」というと、日本の企業における一人あたりオフィス面積の「密」がある。日本では何も生… コラム の続きを読む

変わる企業経営
ワークマンという会社がある。作業服の会社というイメージだが、現在10期最高益を更新中である。この会社の経営スタイルもまたこれまでと違い新時代の経営を想像させるユニークさだ。 例えば「社員のストレスになることはしない」と決… コラム の続きを読む

歴史から学ぶ感染症
冬になり再びコロナが流行ってきた。東京・大阪ベースの情報がテレビから毎日流れており、地方にいても都会のイメージに引きずられるところがある。来年はワクチンにせよ、オリンピックにせよコロナ終息の方向性がはっきりしてくると思わ… コラム の続きを読む

YES or NO
考えると人生はYESorNOの連続だ。よく考えると選択においてYESorNOと言いながら、実はニュートラルというケースが意外と多い。ある事柄について実施するというYESの方針が間違いなく良いと思いながら、大変そうだとか、… コラム の続きを読む

そうだ、旅に出よう
Go to travelの影響か、コロナ疲れの影響か、人が観光地に戻りつつある。しかし慎重な日本人らしく、まずは近場からと言う感じで、遠距離の旅行に使う航空機はまだ空いているような状況だ。 人生を豊かにするためには、昔か… コラム の続きを読む

人生の目的と仕事
「あなたの人生の目的は何ですか?」と聞かれて「これこれです」と答えられる人はあまりいないと思われる。しかし、目的があった方が自分の人生に達成感は得られる。目的があれば目標は自然とでてくるし、目標があると人は前に進むように… コラム の続きを読む

わいた温泉郷
今回は先週紹介できていなかった熊本県の小国町にあるわいた温泉郷について話す。実は私はここに40年程前から時々遊びに行っていた。近いので日帰りばかりであるが、涌蓋山(わいたさん)のふもとに、はげの湯、たけの湯、山川温泉、麻… コラム の続きを読む

黒川温泉
先週go to トラベルについて話しをしたので、今回は自宅から車で1時間半程で行ける黒川温泉について話す。私の家から車で1時間半ほどの範囲に日本一になった温泉地が4つある。それは別府、湯布院、黒川、わいた温泉郷である。 … コラム の続きを読む

Go to travel いよいよ
ゴーツートラベルはこれまで批判されてきたが、やっとその効果が出始めてきたようだ。最初は国民も慎重だったが、シルバーウィークの人出や10月1日からの東京参入を考えてみると、コロナがまた爆発的に増加しない限り、これからの効果… コラム の続きを読む

コロナ下のM&A
コロナは日本で感染者の増加と減少を繰り返しているが、そういう状況下でM&Aはどうなっているのだろうか?実は増えているのである。正確に言うと大型案件は減っているが、小型案件が増えている。最近は県や商工会議所などM&Aの推進… コラム の続きを読む

目に見えない人は世界をどうみているのか
伊藤亜紗さんという美学者の「目に見えない人は世界をどうみているのか」という本を読んだ。まず伊藤さんの専門の美学という学問があることを知ったのだが、彼女によるともやもやとした、はっきりと説明できないような事柄を明確に説明す… コラム の続きを読む

コロナの正体
今回はコロナの正体を疫学とは別の視点で捉えてみたい。それはコロナの正体は実は「情報」であるということだ。一つの例として、少し前の高齢者の交通事故の報道が増えた時のことを考えて見よう。この高齢者の重大事故の報道という繰り返… コラム の続きを読む

ウナギトラベル
皆さんはウナギトラベルという旅行会社を知っているだろうか。自分の可愛いぬいぐるみを旅行に連れて行ってもらって、写真を撮ってもらうというサービスだ。多くの人は「何それ!」という感じだろうが、メディアアーティストの落合陽一氏… コラム の続きを読む

敗戦1年の記録
私の父は満州(新京)からの引揚者である。戦争時の事を多くの人は子供たちに話したがらない。なぜなら話すにはあまりに辛い体験だからである。思い出したくないことも多いのだ。父も断片的なことは時々体験を同じくする兄弟で話していた… コラム の続きを読む

違和感
コロナは相変わらず感染者の増加が続いているが、テレビの報道で違和感を感じることが多い。まずゴーツーキャンペーンについてだが、最も多い話しは「それ自体は良いのだが、今ではなく、コロナが終息してからすべきだ」という話しだ。そ… コラム の続きを読む

災害
日本列島は災害の多い島だ。まず地震がある。時々海外のスポーツ選手が日本に地震があるので来るのが怖いと言っているのを聞くと、何で?と思うことがあるが、世界のマグニチュード6以上の地震の約2割程度が日本で起こっていると聞くと… コラム の続きを読む

奄美大島観光
北の県が続いたので、今回は南の鹿児島県の奄美大島について話そう。鹿児島県の奄美諸島の主要な島だ。ここも私のお薦めの場所だ。初めて行くまでは、奄美はハブの島というイメージがあり、少し怖いなと思っていた。しかし、実際に行った… コラム の続きを読む

秋田観光
今回は秋田について話す。実は東北の中でも個人的には秋田の酒と食べ物が特に好きだ。じゅんさいやハタハタ、とんぶり、比内地鶏、きりたんぽ、稲庭うどんなど個性のある食べ物が多い。日本酒については、秋田人がそんなに酒を飲むイメー… コラム の続きを読む

青森観光
さて今日は東北の青森県について話そう。青森県の観光というと弘前公園の桜と紅葉、奥入瀬渓谷と十和田湖の新緑と紅葉、国民保養温泉指定第1号の酸ケ湯(すかゆ)温泉と八甲田山、日本三大霊地の一つ恐山(後の二つは立山と川原毛地獄)… コラム の続きを読む

ゴーツーキャンペーン
政府がコロナの緊急事態時に予算措置をしたゴーツーキャンペーンが8月以降来春まで行われる。当時野党が批判していたが、コロナがある程度収まった今とすると、後のことを決めていたことは正解と思われる。現実にどう支払われるかはこれ… コラム の続きを読む

海外旅行について
コロナの蔓延で個人的に残念なことがある。それはこれからしばらく海外旅行が自由にできなくなるということである。私が学生の頃、沖縄は一番近いアメリカだった。日本から他の国へ行くのにほとんどの国でビザが必要だった。学生だった私… コラム の続きを読む

新しい働き方在宅ワーク
今コロナをきっかけに新しい働き方が注目をあびている。それは在宅ワーク(テレワーク、在宅勤務とも言われる)だ。在宅ワークは、家で働くか会社で働くかということだけではない重大な働き方の変革を秘めている。 在宅ワークに関しては… コラム の続きを読む

10年後のあなたへ
未来を考えるということは、実は当たり前のことではない。私が引き受けた二人のフィリピンの僻地に住んでいた子供達は、日本の小学校に行き、日本語もある程度話せるようになった時によくこう言っていた「先生の言うこと、意味分からん。… コラム の続きを読む

締結式
先週M&Aの譲渡契約締結式を行った。売り主様に立派なホテルでしていただき、円満で将来性を感じる式であった。その理由はただ一つ、売り主も買主も人間的に対応したという事である。互いに信頼感をもてたのである。 今はコロナウィル… コラム の続きを読む

コロナのゴールデンウイーク
ゴールデンウイークに小旅行に出かけて見た。まず感じたのは日本人のまじめさ、それも言われたこと以上のことをする国民性だ。それにいわゆる「世間の目」をすごく意識するし、相手にも要求する。つまり同調圧力が強いということだ。政府… コラム の続きを読む

崩れ落ちる努力
コロナ感染の拡大について政府の対応の不手際が目立つ。ウィルスの遺伝子解析でわかったことがある。今日本で猛威をふるっているウィルスは、ヨーロッパ由来のものらしい。当初の中国由来のものは押さえ込んだということが分かった。つま… コラム の続きを読む

ジャパンハート
世の中には素晴らしい人が必ずいる。カンブリア宮殿でそういう人を見つけた。ジャパンハートの代表の小児外科医の吉岡秀人氏だ。アジアの貧困地帯での医療を無料で実施してきた医師で、地元の大分大学の出身者だ。一緒に参加する医師や看… コラム の続きを読む

0ではない
世の中のコロナ騒ぎはまだまだこれからも続きそうだが、テレビの報道を見ていて一つ気になることがある。それは「0ではない」という言葉だ。この内容を別の言葉で言うと「普通なら大丈夫と思われるが、何が起こるかわからないからこうい… コラム の続きを読む

コロナウィルス協奏曲
先週、国の緊急事態宣言が東京・埼玉・千葉・神奈川の東京圏と大阪・兵庫の関西圏、そして福岡に出た。日本はまさにコロナ一色になっている。普段はあまり神経質でもない人までコロナに関してはナーバスになっている。まさに戦時と同じ様… コラム の続きを読む

大局観
時代が大きく動いていくときには大局観が欠かせない。新しい時代の経営戦略は常に未知との闘いである。従って、将棋や碁のように現在の局面(部分)から将来(全体)を推測して方針を決定せざるを得ない。その時の重要なキーはテクノロジ… コラム の続きを読む

医師 中村哲
都会へ出張する時の楽しみの一つが本屋である。都会には大きな本屋が必ずあり、時間があるときは寄って、5~10冊程度の本を購入、重たい荷物を提げて帰ることが多い。その場合に購入するジャンルは、自分の専門関係、今の話題の本、そ… コラム の続きを読む

理想の会社Ⅱ
理想の会社についてもう少し述べよう。政府はいつも画一的な見方をしがちで、以前は日本の企業の代表である製造業を標準としていろんな政策を決めていた。しかし最近では一つ気になることがある。それは今の日本人は若者から老人まで考え… コラム の続きを読む

理想の会社
会社経営へのアプローチには二つのスタイルがある。一つは現実からのアプローチ、もう一つは社長の目指す理想から入るアプローチだ。 現実からのアプローチは波風は立ちにくく、社員にも受け入れられやすいが、新しい価値を社会に提供す… コラム の続きを読む

中小企業のM&Aの具体的方法
世の中に出てくるあらゆる新サービスは、それなりに世相を反映し、また新技術に基づいているものが多い。もちろん、現れては消えていくわけでどれが本筋になっていくのかは後にならないとわからない。そういう中で、ブロックチェーンや電… コラム の続きを読む

塩野七生
テレビに出演したり、人前で講演をあまりしない塩野七生(ななみ)さんがBSで高校生と対談しているのを見た。ローマ人の物語(全43巻)は、セミナーで経営者が読むべき本として、参加したセミナーの2人の講師が話していたので、10… コラム の続きを読む

新型コロナウィルス
今、新型コロナウィルスの脅威が連日テレビでニュースやワイドショーをにぎわせている。いつものことだが、新しい得体の知れない不安に接すると人はパニックに陥り、正常な判断ができなくなることが多い。こういう新しいものへの対応はお… コラム の続きを読む

再現力について
その道の著名な講師のセミナーに参加すると「こういうふうにすればできるよ」という話しを聞く。そして会社に戻ってから同じ事をするが結果を出せない。こういう人が多い。再現性(再現力)というのは、他の人が実行して成功したシナリオ… コラム の続きを読む

RPA(ロボテック プロセス オートメーション)
RPAというもののイメージがつかめないので、セミナーに参加してみた。そこで感じたことは大きなテクノロジーの進歩が土台となり、小さな多くのテクノロジーの開発により、世の中の多くのことが相乗的に変わってくる可能性があるという… コラム の続きを読む

雇用が変わる
今日の合同新聞の朝刊に「経団連が脱終身・年功に本腰」という記事が載っていた。しかし、終身雇用・年功序列というものは制度ではなく、日本的な風土だ。なぜなら就業規則にはどこにも終身雇用とか年功序列という記載はない。考えてみれ… コラム の続きを読む

評価
社員を評価する場合にいつも感じていることがある。それは大企業と中小企業、そして零細企業の評価方法というものは全く違うということだ。最近話題の橘玲氏の「事実vs本能」という本に、私たちの常識が様々なデータを取ってみると事実… コラム の続きを読む

お金2.0
佐藤航陽(かつあき)氏の「お金2.0」という本を読んだ。最近注目されている若手の経営者で、新しい時代の考え方を教えてくれる。私たちは今に生きており、今の仕組みやサービスが当たり前と思って仕事をし、生活をしている。 しかし… コラム の続きを読む

さざれ石
今年の正月は宮崎県日向市の大御(おおみ)神社に初めてお参りに行った。というのは、去年のラグビー日本代表がお参りしたことで有名になった事と、国歌に出てくる日本最大の「さざれ石」がある神社であり、大分から片道2時間と割と手軽… コラム の続きを読む

本当に変わるには?
早いもので令和元年の仕事も今週で終わりだ。近年経営で最も大きく変わったことは、人口減少に伴う人手不足だ。どの企業の話を聞いても異口同音、「人がいない」という。人がいないために24時間1年365日店を営業していることをポリ… コラム の続きを読む

事業性評価とモニタリング
金融庁の地域金融企画室長の日下智晴氏の講演を聞いた。金融検査マニュアルと言う金融機関を縛る仕組みが平成11年7月に公表されて、20年後の令和元年12月にマニュアルが廃止される(予定)とのことだ。この間は20年続いた不幸な… コラム の続きを読む

ファクトフルネス
「ファクトフルネス」という本を読んだ。自分の考えていた世界と現実の世界の差にびっくりし、気づくことが多かった。少しだけ皆さんに質問をする。答えて欲しい。 1.現在、低所得に暮らす女子の何割が、初等教育を修了するでしょう?… コラム の続きを読む

感動する仕事
働く人はどういう考え方で働くと幸せなのか考えてみた。以前より二つの考え方に分かれると言われている。一つは仕事を労働と考え、幸せは仕事から生まれないという考えである。仕事は我慢すべきものであり、与えられる仕事以外には積極的… コラム の続きを読む

予祝
「予祝」という言葉がある。広辞苑にものっている言葉だ。別名「前祝いの法則」ともいう。つまり祝福を実際に起こる前に実施するのである。そうすると夢や願いが叶うというのである。誰もがそんなばかなこと考えると思う。しかし、理屈を… コラム の続きを読む

リフラクション
仕事に成果を出すためには何が必要であろうか考えてみる。リフラクションという考え方がある。リフラクションとは「反映させて行動する」という意味で「ハーバードの人生を変える授業」の中で述べられている。 考えてみると当たり前のこ… コラム の続きを読む

出雲大社
山陰の出雲大社に友人と行ってきた。3回目、30年ぶりだ。まず人の多さにびっくりした。以前より人が多くなった気がする。お参りをするお宮が場所により50メートルほどの行列になっていた。今回はこれまでと違い楽しめた。まず井沢元… コラム の続きを読む

通説のエビデンス
人は生まれてから大人になるまで、いろんなことを親や先生から教わる。社会に出た後も上司や取引先、そしてセミナーや本から教わることも多い。しかし、私はいつも思っていた。その話は本当なのだろうか。私に話した人は自分の経験を話し… コラム の続きを読む

リスク
経営者やその奥様と話しをしていて良く感じることがある。それは言葉のとらえ方が人により異なるということだ。その理由はいろいろあると思うが、大きく分けると二つあり、一つはそれを学ぶ機会がないと言うこと、これは災害が多いことに… コラム の続きを読む

将軍の日
昨日歯科の「将軍の日」を開催した。いつも実施して感じるのは、決算書をどういじくりまわしても過去は変わらない。決算書は未来を作るための基礎資料にすぎない。将軍の日は企業経営者の方向性を決めるのに役立つということだ。 多くの… コラム の続きを読む

バトンズ
バトンズの第1回認定承継アドバイザー全6回の研修が先月終了した。先週認定証も届いた。新しいビジネスが誕生する場に立ち会えることはなかなかないのだが、まさにそういう場に立ち会っていると感じた。そのため打ち上げの懇親会で「(… コラム の続きを読む

時代の変化
時代の変化は川の流れに似ている。川の中央は水の流れが速く強い。一方岸辺はそうでもないし、ところどころ水が淀んでいるところもある。私たちは川のどの位置に立っているのだろうか考えて見てほしい。 今の会計の最先端に、仕訳の自動… コラム の続きを読む

自分を活かすには
バトンズの5回目の勉強会に出席した。中でも石川県出身の宮竹秀太郎氏の話しがおもしろかった。宮竹氏はもと会計事務所の職員で、M&A担当でもあったらしい。売上数百億の企業のM&Aの受注で日本M&Aセンターの三宅社長とバッティ… コラム の続きを読む

ポツンと一軒家
「ポツンと一軒家」という番組が人気だ。特に中高年に人気が高い。一人を楽しむという考えもあるが、最近は本人ではなく周りの人が一人でいると可哀想だの、孤独でいることはよくないと考える傾向がある。本人の考えによるアプローチでは… コラム の続きを読む

旅について
無性に旅に出たくなるときがある。「旅行」ではない。「旅」である。旅行の目的はリフレッシュだ。今のいわゆるツアーである。これに対し、旅の目的は成長である。今の自分からもう一つ上に上がりたい時に旅をする。アドベンチャーでチャ… コラム の続きを読む

成長なき組織
近代社会の共通の価値観を一つ上げよというと「成長」になる。近代社会は、競争による成長という視点で発展を続けてきた。個人においても、組織においても成長がないとどうなるのか考えてみよう。 まず個人において成長がないということ… コラム の続きを読む

会議での発言バランス
会議を運営していてしばしば感じることがある。それは発言のアンバランスだ。例えば今期の目標はこれこれですと会社が決める。それに対してどのように発言するのが良いのだろうか? 例えばこれこれして欲しいと発言するとする、しかしそ… コラム の続きを読む

年齢による限界
今、経営者の年齢の山が66歳になったといって中小企業庁も承継に必死になっている。一般論としてはもちろんその通りだ。しかし、よく考えてみるとおかしな話でもある。今の日本の経済を60歳代後半を超す経営者が実際は支えているとい… コラム の続きを読む

先入観
人は先入観の奴隷であるという見方がある。別の言い方をすると「人は経験の奴隷である。」とも言える。この経験には実際に本人がした経験も含まれるが、また自分では経験していないが、上司が言っていた、親が言っていたなどの間接的なも… コラム の続きを読む

時代をワクワク生きる
皆さんは今生きている時代を意識したことはあるだろうか。私はいつも意識している。新しい時代の新しい仕事に参加できれば自分が持っている能力がより役に立つかもしれない。常にそういう意識で仕事に接している。そのため多くの仕事を経… コラム の続きを読む

協力する意味
「ホモサピエンス全史」という本を読んだ。ユヴァル・ノア・ハラリという名前のイスラエル人歴史学者が著者だ。全世界で500万部突破していて、実に刺激的な作品だ。 実は人類といっても過去16種ほど存在しており、今後も研究により… コラム の続きを読む

M&Aという新しい手法
新しいものやサービスがでたときには必ずネガティブな意見がでる。今は当たり前になった車のオートマも最初は「危ないからやめた方がいいよ。たくさんの車が勝手に動くから前の車にぶつかっているらしいよ」と言われた。しかも運転免許を… コラム の続きを読む

ナンバー2の重要性
会社を経営してみて実感するのは、経営者一人では限界があり、会社が大きく成長するためにはNO2の存在が不可欠であるということだ。 多くの中小企業では社長の奥さんがその役を果たしているだろう。社長がゴルフに行っていると、社員… コラム の続きを読む

妻のトリセツ
黒川伊保子さんの「妻のトリセツ」が売れている。人工知能研究者であり脳科学コメンテイターでもある彼女の話には説得力がある。 戦略の第一歩は相手のことを知ることだが、妻についてまず知って、その後取り扱いについて戦略を立てよう… コラム の続きを読む

キャリアアップ
2021年4月から同一労働同一賃金を含む「働き方改革関連法」が中小企業に導入される。中小企業に勤めると新人時の仕事をずっとやり続けることが多い。 このやり方だと給料はずっと上がらないことになる。なぜなら同じことをやってい… コラム の続きを読む

会社が消える日
行動経済学で著名な神田昌典氏と、派遣業で初めて上場を果たした若山陽一氏の対談は、「今の形の会社は2024年までになくなる」という衝撃的な内容であった。 こうきくとそんなばかなと思うかもしれないが、よく考えてみると納得する… コラム の続きを読む

一流のリーダーの意外な習慣
10年間有名企業で秘書として多くのトップの下で働いた能町光香さんが一流のリーダーに共通な習慣について述べている。できる社長の一つ目の特徴は「言い訳をしない」ということだ。言い訳というものはあくまでも自分を正当化する弁論だ… コラム の続きを読む

元号改正(令和元年)
元号が令和になった。世の中は新元号と新天皇に対し祝賀ムードだ。ふってわいたような10連休もそれなりに消化されたようだ。私も昭和・平成・令和と3元号を生きることになった。 私の子供の頃は明治・大正・昭和だったのだが、これが… コラム の続きを読む